有償図書の案内

発掘調査報告書のご案内
(令和4年7月1日現在)

佐倉城跡
(歴博第13次)
人間文化研究機構(城内)
国立歴史民俗博物館
基幹・環境整備
(駐車場給排水設備等改修)
工事に伴う埋蔵文化財調査
業務委託

下総地域を代表する近世城郭、佐倉城跡の調査報告書である。
今回の歴博第13次調査区は、国立歴史民俗博物館本館前の駐車場部分、佐倉城内の椎木曲輪と呼称される地区である。
調査では近世・近代の2時期にわたる遺構群が検出された。近世では全長20m以上のスロープ付きの大型廃棄土坑が、
佐倉城内で初めて検出された。内部からは中国産の皿や鉢、国産の白天目茶碗、肥前産の呉器手碗、京焼風鉢など
17世紀から18世紀末葉にいたる各種の陶磁器類が出土した。この他にも鬼のような形相の棟端瓦、
金箔などこれまでの調査では見られなかった遺物が多数出土した。
また大型廃棄土坑の上面からは、佐倉連隊の石敷の基礎地業が検出された。
基礎石の状況からは建物の拡張や、軟弱な地盤の大型土坑部分では大きな石を支えるために、
木杭で補強していたことなども明らかとなった。


畑ヶ田遺跡群Ⅰ 川栗遺跡群Ⅱ
(第1・2・3地点)
-医学部附属病院予定地埋蔵文化財調査委託-

畑ヶ田遺跡群Ⅰは、根木名川上流域に分布する中規模な遺跡である。
住居出土の鉄斧は古墳時代中期の集落跡出土事例としては、印旛地域2例目となるものである。
このほかにも古墳時代後期の住居跡から青銅鏡が出土するなど、特徴的な遺物群が注目される。


井野長割遺跡(第1次・2次)
-千葉県佐倉市井野長割遺跡(第1次・2次)発掘調査報告書-

縄文時代に構築された「環状盛土遺構」を今に残す国史跡井野長割遺跡!!
今回の報告書は、昭和44年の遺跡発見後間もない昭和45年及び48年~49年に実施された第1次・第2次調査の報告書です!!
およそ200ページにわたる出土遺物実測図、96ページにわたる写真図版、18次を数える調査を踏まえて、最初の調査を考察した画期的な内容です!!
今、井野長割遺跡が問い直される!!
縄文時代後・晩期研究者必携の書!!

送料はご負担いただきますので、申し込みの際は、必ず問い合せ下さい。
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